”陸の孤島”で味わう【ラーメンショップ坂東店】の「岩海苔ネギラーメン」と「ネギ丼」茨城県坂東市ラーメン 「ラーメンショップ」

町中華・チェーン店

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どうも皆様お疲れ様です。「かずろっく」です。

今回は先日の金曜日に茨城県坂東市にご先祖様が眠っている墓参りに行く用事があったので、墓参りの後に墓地の近くにある【ラーメンショップ坂東店】に初訪問・実食してきました。

ここ【ラーメンショップ坂東店(旧岩井店)】は私が子供のころから気になっていた店の一つで、家族でご先祖様の墓参りに行くたびに車で素通りしていて「なんでこんなところにラーメン屋があるのにつぶれることなく営業しているんだろう?」と疑念を抱きつつ30年近くの時を経ってようやく満を持して訪問することができました。

ちょっと余談ですが、お店の訪問前にきちんとご先祖様が眠る近くの墓地に行って墓参りをしてきました。

(ご先祖様安らかに…..。)

坂東市は記事のタイトルのように交通アクセスが非常に悪く、鉄道はおろか、東武野田線「愛宕駅」からバスが1~2時間に1本しか走っていないまさに「陸の孤島」であり、他による所があるので今回は車🚙で訪問することになりました。

道中花を買おうとしましたが、花を売っている店がどこもなく、線香だけ用意しました。そして合掌して墓地から車で5分くらいのところにある店に向かいました。

店頭

お店はダンプカーや10tトラック🚚がバンバン行き交う県道20号結城坂東線沿いに構えております。

お店の裏には大型車が駐車可能な広大な駐車場が完備されています。

訪問当日は平日の金曜日だったのでラーメン一杯デフォでなんとワンコインの「500円!!!」で提供されていました。しかし車で千葉・習志野から片道2時間以上かけてきたこともあり、みみっちいこともしたくなかったので、デフォで頼むのは今回はスルーにします。

店の外の壁にはこのようにメニュー表が貼られています。結構種類もあってお酒やおつまみも充実していますが、鉄道やバスがまともに走っていない人はどのようにお酒を楽しみのかいつも疑問に思います。

運転代行業者を頼まないとまともにお酒が飲めない気がしますが…。

券売機

訪問した時間は平日金曜日の午前11半頃。お店の開店時間は11時からで、まだ30分ほどしか経っていませんが、店内は地元のドライバーや住民を中心に席は7割以上埋まっている状態で、非常に活気があります。

店の外は歩道には誰も人が歩いていなくて、車がバンバン走るだけなのに非常にギャップを感じます。

店内に入ると「いらっしゃいませ!券売機は左手にあります!」と男性スタッフの方が元気よく案内してくれて、そのまま券売機に向かいました。

券売機は鉄道が通っていない地方都市にも関わらず最新のタッチパネル式の券売機でクレジットカードやQR決済にも対応しています。

いつも他のラーショでは「ネギチャーシューメン」を頼むことが多いのですが、「岩海苔」トッピングもどうマリアージュするのか気になっていたので、今回は「岩海苔ネギラーメン並」とラーショお馴染みのご飯もの「ネギ丼」をプッシュ。

このタッチパネル式券売機は画面が大きく、高齢者が多いこの地域でも操作しやすそうです。

卓上調味料

卓上調味料はカウンター席が満席だったため、全部は撮影できませんでしたが、おろしにんにく、豆板醤、コショー、醤油、お酢といったラインナップ。

席はカウンター11席、4~6人掛けの座敷席が6卓ありかなり席数も多く、家族連れのお客さんにも十分対応しています。

先客の食べているところを見ましたが、「ラーメン+餃子」という組み合わせで食べる人が多く餃子もかなり人気がある店だなということがわかります。そして店内はほぼ満席状態で、行列とまではいかないですけど、ひっきりなしに地元の常連客を中心に入ってきて相当店内はにぎわっておりました。

「ネギ丼」400円

ラーメンの前にラーショ定番のごはんもの「ネギ丼」が到着。坂東市は長ネギも農産物して生産されているので、地元の長ネギを使用しているんだなと勝手に想像してしまいます。千切りされた長ネギも荒々しくカットされて、新鮮なものを使っているなという印象です。

千切りネギの下には細切りのチャーシューも結構な量で隠れており、一口ご飯と一緒に食べると、ご飯の固さはやや柔らかめで、細切りチャーシューと長ネギが口の中で暴れるかのように食べ応えがあり、味付けのたれは言葉では言い表せない独特の風味があります。

「岩海苔ネギラーメン並」1140円

「ネギ丼」を一口食べた直後にすぐさま麺上げしているスタッフから「こちらから失礼!」と完成したラーメンをカウンター越しに手渡しされました。

「ネギラーメン」ということだけあってネギの量が半端ないですね。ネギ好きの私にとってみてちょっと興奮してしましました。量としては二郎系ラーメンのヤサイの並より多いですね。

まずはスープから一口。乳化系の動物系の出汁はしっかりとしており、醤油ダレの風味もぼやけていなく飲みごたえがあります。トッピングの岩海苔も大量に背脂と一緒にスープの表面に覆いかぶさっており、この岩海苔の磯風味も濃いめなスープと非常にマッチしております。

麺は「あさひや製麺製」の中細麺を使用しており、麺の固さは固めでオーダーして、最初の一口二口目はぼきっとした食感がありましたが、すぐに麺が柔らかくなって麺のもちっとした食感もなくのびてしまうのが難点であります。

特に中盤から後半にかけてネギと一緒に麺を食べると、ネギのシャキッとした食感だけで麺の食感は相当弱くなってしまう印象を受けました。

ほうれん草は冷凍ではなく、生の新鮮なものを使用しており、ほうれん草の繊維質も失っておらずちょうどいい茹で加減でほんのり甘みとほうれん草独特の青々した香りがします。

豚肩ロースのチャーシューは、思っていた以上に大き目で、厚さが推定約5~6mmと箸でつかむと思っていた以上に重量もあります。そして一口パクリと食べると若干噛み応えがあるものの、肉汁がじわじわ口の中に広がり何回でも噛んでじっくり味わいたい旨さになっています。

後半は味変でおろしにんにくを少量投入。

さらに「ネギ丼」にも味変で豆板醤を一杯投入。

そこからスープに浸った海苔を巻いて食べると海苔の磯とネギの辛みがマリアージュして、食感もたまりません。

麺量は並盛でも全体的に結構なボリュームもありながらも無事完食。ごちそうさまです。

感想&まとめ

今回【ラーメンショップ坂東店】さんに店の存在を知ってから30年以上の時が立ってようやく初訪問したんですけど、スープは私が今までラーショで食べた中で一番しっかりと旨味があるのと、トッピングのボリュームと味には満足していますが、どうしても麺がすぐにのびてしまうのがネックですね。

麺をもう少しのびにくいものにすればもういうことは何一つなかったのですが、スープとトッピングの完成度とレベルはかなりなものだった分ちょっと麺に関しては残念だったと私個人的には思います。

お店は私がラーメンを食べ終えて店を後にする時も行列まではできませんでしたが、地元の常連客と思われる人がひっきりなしに入店する状況で、地域に密着されたお店だなということを認識させられました。

また今回のお店以外にも坂東市内に新店がちょこちょこではありますが、ネットで見る限りハイレベルなお店ができているのも気になりますので、交通の便は非常に悪い地域ですが行ってみたいと思います。

アクセス&営業時間

住所: 茨城県坂東市中里1045−7
アクセス:【電車・バス利用の場合】東武野田線「愛宕駅」より茨急バス「岩井バスターミナル行」乗車「中里バス停」下車徒歩4分。【自動車利用の場合】常磐自動車道「谷和原I.C」出口より県道3号線と県道20号線を通って乗車約20分(店の裏手に駐車場多数完備)
営業時間:11時00分~23時00分
定休日:無休
URL:なし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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