“異才を放つ旨さ”「特上煮干しつけ麺」ランチセット【九段 井さい】 九段下・飯田橋ラーメン

4.5
ちゃん系・中華そば・つけ麺

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どうも皆さん相変わらず猛暑の中失礼します。「かずろっく」です。

今回は先日平日のランチタイムのピークを過ぎて14時過ぎに近くのハローワークに寄って手続きがあるので、先日にGoogleMapで検索したら気になる店をいくつか発見して、その中で「九段下駅」近くの【九段 井さい】さんを初訪問し実食してきました。

宅麺

もともと【九段 井さい】さんは以前は中野で開業してその後埼玉県三郷市、そして昨年2024年の4月に今の地に開業したそうです。

宅麺

私はJR「飯田橋駅」からお店に向かいましたが、直射日光が照り付けて気温が35度を超える猛暑の中、お店がある通りのビルの日陰を利用しながら歩いて向かいました。いやあ本当に暑い!!!

券売機

券売機のメニュー構成はこんな感じ。煮干しをメインとしたメニューが特徴です。ラーメンも旨そうに見えましたが、やはり外の気温が35度ということもありつけ麺に絞ってメニューを選びます。

その中でつけ麺とご飯もののセットがランチタイム限定でお得の値段で提供されていたので、今回は「特上煮干しつけ麺+ランチセット1280円」をプッシュ。

食券をホールの女性店員さんに渡して「麺量は中盛まで無料ですがいかがしますか?」と聞かれ私は「中盛」を申告、そしてご飯もののは「チャーシューご飯」「とろろご飯」の二種類を選べるシステムになっていますが、私は「チャーシューご飯」をチョイスしました。

卓上調味料

卓上調味料は、ステンレス製のお冷グラスをはじめ、ブラックペッパー、ラーメンのたれ、レモンの切り身が入ったお酢、そして中でも気になるのが「煮干しと玉ねぎの自家製ラー油」

今まで煮干し出汁を売りにしている他店では、「煮干しオイル」や「煮干し酢」を用意されていることは目にして、試したことがありますが、「煮干し」を使ったラー油は今までに聞いたことがないので味変でどのような変化を加えてくれるのか楽しみです。

ランチセットの「チャーシューご飯」

つけ麺の前に到着したのがランチセットの「チャーシューご飯」

ご飯の量は茶碗半分くらいの少量ですが、店内のデザインや作りがモダンな和食料理店の趣なのでこれだけで非常に高級感があるように感じます。

この後すぐにつけ麺が出来上がりそうなのでつけ麺の到着を待つことにします。

「特上煮干しつけ麺」

そしてこちら「特上煮干しつけ麺中盛」が着丼しました。

つけ麺の麺が中太平打ち縮れ麺でウェーブがかかっているのが特徴ですね。つけダレの中のトッピングは刻みネギ、チャーシュー、刻みチャーシュー、メンマが入っているようです。

まずは麺のみをすすってみます。

麺は氷水でしめられており、麺を噛むごとにモチモチした食感だけでなく、縮れているせいで弾力感があって、甘みも感じられる麺です。

厨房から「三河屋製麺」の木箱が見えましたが、お店のビルの2Fに製麺機が置かれているのが訪問するときに見えたのでおそらく自家製麺を使用しているものと考えます。

次につけダレのみを少しレンゲですくって飲んでみます。

煮干しのえぐみ弱めかつ優しい感じで出汁が鼻から抜けていくような感じで、煮干しの旨味を丁寧に抽出されています。また煮干しの出汁だけでなく、カツオやサバ節の魚介の風味も若干感じられて濃厚ながら非常にバランスの取れたスープに仕上がっています。

麺をつけダレにつけて食べると、麺が縮れている分つけダレと非常に絡まって、麺の食感とつけダレの相性は非常によく、口のなかに噛むごとに麺とつけダレの出汁の風味がどんどん増していくような気がします。

麺の上にのっている海苔を挟んでつけダレにつけて食べるとこの海苔が磯の風味があってこれも非常にいいですね。海苔との相性もいいのでを海苔のトッピングを追加すればもっと旨さが引き立つような気がしました。

先ほど到着した「チャーシューご飯」の上につけダレを少量垂らしてみます。

そしてご飯を一口いただくと刻みチャーシューの食感以外に甘辛いチャーシューダレと煮干しの効いた濃厚なつけダレがマリアージュして一気にかき込んでしまうほど思ったよりさらっとしてお茶漬け感覚で食べられます。

つけダレに入っているバラ巻チャーシューは箸で掴むと崩れてしまうほどの柔らかさで、口の中に頬張ると、ホロホロと口の中で溶けてしまうほどの柔らかい食感です。

味変で、ブラックペッパーをつけダレの中に投入して、

(煮干しと玉ねぎの自家製ラー油)

お店の代表的な卓上調味料「煮干しと玉ねぎの自家製ラー油」を投入してみます。

備え付けのサジで2杯つけダレに投入して軽く混ぜていきます。

卓上の注意書きだとかなり辛そうなことを書かれていますが麺を絡めてすすってみると、最初に揚げた玉ねぎの甘さがきて、煮干しの旨味とえぐみがじわっときた後じんわりと唐辛子の辛みが口の中に広がってきて私としましては「新感覚」な味で、これこそまさに「異才を放つ」旨さに変化していきます。

しかしこのラー油注意書きにも書かれていた通り中毒性があり、さらに自家製ラー油を追加投入したいと脳が働き結局さらにサジ1杯投入することにしました。このラー油唯一無二のラー油かつ非常にクセになりそうです💦。

終盤にたれ瓶にレモンが入ったお酢を垂らしてみます。

麺をつけて食べると、先ほどの濃厚な煮干し出汁とラー油の辛さと変わってさっぱりとして、レモンが入っていることによって柑橘系のほのかな甘さがあって非常に食べやすくなります。

麺を食べ終わったので厨房にいる店主さんにスープ割を頼んで、スープを割ってもらい完飲まで一気に行きます。

今までの他の煮干しベースを出しているお店と一味違った濃厚煮干しつけ麺をいただくことができました。ごちそうさまです。

感想&まとめ

今回初めて【九段 井さい】さんで濃厚煮干しつけ麺をいただいたんですけど、非常に美味しかったことは勿論のこと、今までにありそうでなかった濃厚な煮干しつけ麺をいただいたような気がします。

麺はウェーブがかかっている中太平打ち麺で、麺の食感が噛んでも飽きないというか非常に面白い食感に仕上がっており、つけダレも他店とより丁寧に作られている感じはしました。

しかしあの「煮干しと玉ねぎのラー油」を少し入れただけで、つけダレの味がぐっと変わって、煮干しのえぐみと玉ねぎの揚げた甘み、最後に辛さがじわっときてパンチがあるというよりはより煮干しの感じが一層出てきて非常にクセになりますね。

ランチタイムも午後4時まで営業されているので、遅めに食べたい方は2時を過ぎると並ぶことなく、すぐに入店が出来て食べられるのもメリットだと思います。

今回は外が酷暑だったのでつけ麺を食べましたけど、次回はもうちょっと気温が下がった時にラーメンにも挑戦したいと思います。

アクセス&営業時間

住所: 東京都千代田区飯田橋2丁目5−1
アクセス:東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」7番出口から徒歩4分。JR中央総武線、東京メトロ各線「飯田橋駅」西口より徒歩6分
営業時間:月~金11時00分~16時00分、18時00分~21時00分 土7時00分~10時00分、11時00分~15時00分
定休日:日
URL:https://x.com/isaisapporo

 

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