(画像は立ち食いそば店。居酒屋はお店の裏側にある。)
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どうも皆様お疲れ様です。「かずろっく」です。
今回は京成本線「京成関屋駅」と東武スカイツリーライン「牛田駅」のローカル駅の間にある立ち食いそばと居酒屋の併設店である【雑賀屋】さんに計3回に分けて訪問してきました。
こちらの店は私のおふくろの家と埼玉方面に行く際に京成線から東武線に乗り換える途中にどうしても気になっていたので、おふくろの家から帰る途中や仕事帰りに立ち寄らせていただきました(今後も訪問する予定)。
(画像はTBSHPより引用)
そしてこちら「京成関屋駅」と「牛田駅」はあの有名な武田鉄矢さん主演学園ドラマ【3年B組金八先生】のロケ地として有名だと思います(隣の「堀切駅」のほうがメジャーですが…)。特に受験シーズンになるとよく試験会場に向かう途中の桜中学校の生徒の待ち合わせに利用されたことを記憶しております。
(となりのマック以外の駅舎はほぼドラマのシーンと一緒な気がする。)
この「牛田駅」を背に「京成関屋駅」が至近距離という間にお店があります。最初の画像のお店の裏側に併設されている居酒屋があるので入ってみます。
店内
(何年前のものか不明だが東京都内立ち食いそば店7選に掲載された過去があるみたい)
居酒屋の店内は半分程度席が埋まっている状態で、カウンターが8席、奥にテーブル席が6卓、そしてカウンター席の反対側に禁煙のテーブル席が4卓ほどあって割とこじんまりしています。
メニュー
さらに店内の壁に貼られているメニューを見るとこちら「お帰りなさいセット1000円」と超財布に優しいお得なメニューが目に飛び込んできたので最初に迷わず注文しました。それから後の2回の訪問はすべておかえりなさいセットを注文しました。
ドリンクメニューはちょっとお高目なものがわずかながらありますが基本庶民価格でリーズナブルかつ種類が豊富にあります。私ハイボールが好きなのでハイボールの種類が多いのも嬉しいです。
こちらはアラカルト。串焼きを中心に用意されています。
こちらはおすすめメニュー。刺身などの海鮮物が豊富に取り揃えています。しかしまだこちらの店で海鮮物を注文したことがないので、次回訪問時に食べてみようかと思います。
〆モノのメニュー。立ち食いそば併設店なのでそばはもちろんラーメンの種類も5種類あります。立ち食い店のほうが「和歌山ラーメン」など種類がもっとあるみたいです。
「お帰りなさいセット」1000円
こちらが最初に頼んだ「おかえりなさいセット」1000円ジャスト。これに焼き鳥が2本ついてこの価格。焼き鳥は焼きあがるまで時間がかかるので後ほど….。
いやぁ日本だけでなく世界的に物価高騰が続くご時世なのにこれだけの酒のつまみ種類があるとありがたいし、これだけで十分な気がします。
まずはビールを片手に小鉢に盛られた「豚モツの煮込み」からパクリ。若干塩味が強いもののモツの臭みはなく非常にとろけるほど柔らかいです。単品でも注文したいぐらいです。
こちらは鶏ささ身を使用した「鶏わさ」。こちらも小鉢で3切れほどですが、臭みが全くなく、しっとりとした食感で柔らかいです。
3品目の「竹の子の土佐煮」。こちらは竹の子のシャキシャキした食感を残しつつ、「もつ煮」より味付けが薄めであるためしつこくなく、箸休め的な存在としていいですね。
「お帰りなさいセット」の4品目である「焼き鳥2本」。日によって焼き鳥の種類が変わるみたいですが、この日は「鶏皮」と「ぼんじり」。
(こちらは2回目訪問した時の焼き鳥で皮とハツ)
店員さんの絶妙な焼き加減で、鶏皮は非常に香ばしく皮の内側からじわっと鶏の脂が広がってくせになります。ぼんじりは焼き加減で余分な脂を落としているので脂っぽさはなく、噛むと甘みを感じます。
おすすめメニュー「焼き餃子」600円
2回目の訪問した時に「焼き餃子」を追加で注文しました。値段は600円と巷にある町中華より少し値を張っていますが、餃子の餡はお店で仕込んでいるということです。
餃子を用意されているたれにつけて食べると、外の皮はカリッと焼きあがっており、中の餡はひき肉がぎっしりと詰まっています。肉の旨味と肉汁がじゅわっと口の中に広がり、ニンニクの香りはないですが、肉の臭みもなくじっくりと堪能することができます。
ということでラーメンの味についてお伝えしていきます。
「ワンタンメン」750円
(初回訪問時に注文。)
初回訪問時に酒の〆で頼んだラーメンは「ワンタンメン」780円。注文すると併設されている立ち食いそば店で作っていて、出来上がると「出前方式」で立ち食い店の店員さんが居酒屋のお店に入っていき「お待たせしました」と持ってくるシステムとなっています。
メニュー画像をご覧になったかと思いますが、ラーメンの値段が東京都内のラーメン専門店ではデフォでも900円はしますが専門店より安いのが魅力ですよね。
まずはスープを一口といきたいところですがレンゲがないため、丼を持ち上げてダイレクトに飲んでみます。
スープは立ち食いそば併設店ということだけあって甘辛いそばのかえしがやや強めですが、あとから「名古屋コーチン」使用の鶏ガラの出汁が効いていてバランスがいいですね。そばのかえしの風味がふわっと消えていくような感じもしてしつこさはありません。
麺の前にメイントッピングのワンタンを一口いきますと、ワンタンは4個入っており、中に入っている餡がぎっしり詰まっていまして、豚ひき肉がふんだんに入っているため肉肉しさと感じて非常に食べ応えがあります。
注文したワンタンメンにはチャーシューが入っていませんが、物足りなさは全く感じることなく食べることができます。
麺は中太ストレート麺を使用しており、すすると加水率が低いもので噛むとぱつっと切れるタイプで後半になってもすぐに麺がのびることなく、食感を楽しむことができます。麺量はラーメン専門店のやや少なめ。
「中華そば」600円
こちらは2回目訪問時に〆で注文した「中華そば」。トッピングはデフォでありながらチャーシュー、メンマ、ネギ、ワカメ、1/2にカットされた味玉、海苔が2枚入ってなんと価格は600円。
麺とスープに関しては先ほどの「ワンタンメン」と同じなので割愛させていただきます。チャーシューが思っていた以上に厚めにスライスされており味付けも肉本来の旨さを引き出すかのように薄目でしつこさはありません。
他に海苔、ワカメ、メンマといったトッピングも豊富に入っているのでコスパは最高な1杯です。
「黒毛和牛ホルモンラーメン」780円
そして、3回目の訪問時に〆で頼んだ「和牛ホルモンラーメン」。先ほどのラーメンと違った丼で盛りつけられており、違ったビジュアルをしています。
トッピングは小ぶりの和牛ホルモン、豆腐、ニラ、ネギといった構成です。
スープは先ほどの「ワンタンメン」と「中華そば」のそばの返しと違って、タレはホルモンラーメン用のものを使用しており、口当たりは非常に優しくあっさりしています。
そしてメイントッピングのホルモンは和牛の「大腸」で脂付きのものを使用しており、一口噛むとまず驚くのはホルモン特有の臭みは全くありません。丁寧に下処理をしているものとうかがえます。「大腸」の周りについている脂が非常に甘さがあり、肉の部分も固くなく柔らかくもなく食感もちょうどいいです。
ホルモンの量も細長いものが結構入っていますが、脂っぽさはほとんど感じることなく思っていた以上に非常に優しい味付けとなっております。
豆腐を箸でつかもうとしますが、崩れてしまうため丼を持ち上げてスープと一緒に口の中に入れることにしました。豆腐もスープの味がしみ込んでいてスープと一緒に飲み込んでも豆腐の固体を感じることなくつるんといってしまいます。
麺は「ワンタンメン」と「中華そば」と同じものを使用していますが、こちらもスープと合っており違和感を感じることはありません。
私が「もつ鍋」をする時にどうしてもホルモンの脂がスープに多く浮いてしまい、翌日胃がもたれてしまいますが、こちらの「ホルモンラーメン」は胃がもたれることなく平らげることができました。ごちそうさまです。
感想&まとめ
今回今年の2月から4月にかけて計3回こちらの店に訪問させていただきましたが、「超穴場的名店」でしたね。
お酒もあつまみも非常に庶民価格で、〆のラーメンやそばを頼んでも3000円前後で胃袋を満たしてくれます。
そして画像をご覧になったかと思いますが、そばは勿論ラーメンの価格が今のご時世で600円からという東京23区内にお店があるのにこの値段で提供するのは「立ち食いそば併設店」であるにしてもほとんどないかと思います。
またラーメンの味も決して安っぽさは感じることなく、それなりに完成された1杯をいただくことができて満足です。
次回は併設されている立ち食い店のほうを投稿したいと思います。立ち食い店のほうがラーメンの種類が豊富にあって、使用している製麺所の麺もわかるかと思いますので…。
アクセス&営業時間
住所: 東京都足立区千住曙町2−3
アクセス:東武スカイツリーライン「牛田駅」、京成本線「京成関屋駅」より徒歩20秒
営業時間:17時00分~0時00分
定休日:無休(年末年始休みの場合あり)
URL:なし
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