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みなさん、10月に入りましたけど昼間はまだ暑いですね!どうも「かずろっく」です。
今回は先ほど錦糸町の【喜多方食堂山海】さんで朝ラーメンを食べた後、電車で宇都宮に移動して宇都宮でどうも気になる家系ラーメン店を発見したのでこちら【横浜家系ラーメン板橋家】さんに初訪問・実食してきました。
【板橋家】さんはオープンしたのが2014年で出身は東京都板橋区中板橋にある【武蔵家板橋店】であると聞いております。
とその前に宇都宮と言ったら”餃子”なので【板橋家】さんでラーメンを食べる前に、宇都宮駅に隣接する餃子専門店【宇都宮みんみんステーションバル店】で餃子と水餃子を堪能して腹ごしらえをしてきました。
【みんみんステーションバル店】の餃子と水餃子
JR宇都宮駅西口を降りて、開店時間とほぼ同時刻の11時に訪問しましたが、隣接する同系列店の【みんみんホテルメッツ店】と同様に日曜日とこととあってか、店頭に10組以上の外待ちの行列が出来ていて、私も入店まで30分ほど並んで待っていました。思っていた以上に宇都宮の餃子熱はすごいなと改めて実感させられました。
私は「餃子と水餃子のセット980円」を注文してライスの量は半分にしていただきました。後々を考えたらライスを半分にしたのは正解でした。
餃子の味は見た目の大きさは1個1個普段私が食べる餃子の1.5倍以上大きさですが食べてみるとにんにくは控えめで中の餡は野菜中心で以外にあっさり食べることができました。餃子の話はここまでとしといて…。
店までの道のり
【板橋家】さんの場所は、宇都宮駅からGoogleMapで見た以上に結構離れていて、バスの本数も少なく私は荷物を引いて駅から北西方向に歩いていくことにしました。
途中田川という河川を橋で渡り汗だくになること約15分、「塙田4丁目」という交差点近くになった時、なんだか覚えのある家系ラーメン特有の豚骨臭がぷ~~んと漂ってきたので、匂いにつられるかの如く歩いてお店にようやく到着しました。
券売機
お店の券売機のメニューはこのようなラインナップ上段にラーメンのメニューと下段につけ麺のメニューが配置され、何といってもトッピングの種類が豊富にあるのがちょっと驚きです。トッピングの種類は他の武蔵家系譜の中でもトップクラスの多さです。
私は初訪問なので、トッピングの種類が多く入っている「フル装備麺量並1560円」と
「ライス小100円」をプッシュ。食券をホールの丸刈り頭の男性従業員に渡し、お好みを聞かれると「全部普通」にしてカウンター席に着席しました。
卓上調味料
卓上調味料はブラックペッパー、お酢、あたりごま、おろしニンニク、豆板醤といった家系ラーメン店の標準的なラインナップ、おろし生姜は店員さんに頼めば持ってきてくれるのことです。
訪問時間は午後1時前。先客は男性客5名ほど。ピークが過ぎたと思いきや後から近くに通う男子学生がぞろぞろ入店してきて、地元男子の胃袋を満たしている店だなと思います。
店内の雰囲気やつくりが黒で統一されていていかにも男性が入っていきやすいデザインになっています。
ライス小100円
(ライスの量が小でもこのボリューム)
厨房にいる店員さんがラーメンを作っている途中、注文したライスが先に到着しました。
ってか画像では伝わりにくいと思いますが、ライスの器がデカくてその上量が半端なく盛られてきて、私は思わず「え???こ、これで小ライス?量多くないですか???」と店員さんに訪ねてみたところ「はい、うちはこれで小ライスです。」と笑いながら答えていただきました。
首都圏の家系ラーメンの小ライスの量に比べて少なくても2倍の量はあります。首都圏の店では大に匹敵する量です。
「フル装備並1560円」
着席してから待つこと7~8分、こちらトッピングの種類と量が盛られた「フル装備並」が着丼しました。
こちらもつい「こ、これ、丼デカくないですか?麺量並ですよね?」と尋ねると店員さんは自信満々に首を縦に振って「間違いなく並です!!」と答えてきました。
ラーメンの丼も並で注文したのにも関わらず、器が一回りデカいです。首都圏の家系ラーメン店で中盛、大盛の器で提供され、量も並々にあります。ある意味「失敗したかも…」と後悔してしましました。
トッピングは海苔が7枚、二郎系のブタとも思わせるチャーシューが4枚、味玉1個、ほうれん草がデフォの4~5倍の量で盛られています。
それではまずスープから一口。武蔵家の流れを汲む特有のドロッとした豚骨スープで、口当たりがベタッとした濃厚な豚骨と醤油ダレのエッジとキレも同時にしっかり効いており、醤油ダレのエッジとキレは武蔵家出身の店でもかなりあるほうではないかというくらいあります。
続いて麺を箸で持ち上げてみると、スープと同様ほうれん草がしつこいほど絡み絡んできて、使用している麺はおそらく地元宇都宮の製麺所で仕入れている麺ですが、麺の形状が四角のストレートタイプで、麺の太さは私が今まで家系ラーメン店を延べ200軒以上食べてきましたが、一番太いんじゃないかと思います。
麺を噛んでみると、酒井製麺のものとは性質が異なり、どちらかというと二朗系インスパイア店で使用している麺に近く、ゴワっとした食感と、麺の茹で加減は普通でお願いしましたが、麺の芯が若干の固さが残るもので、非常に食べ応えがあり、麺は柔らかめでも全然いけるくらいの固さです。
ほうれん草は、某資本系家系ラーメン店のほうれん草増しの量とは比べ物にならない量で盛られて、終始しつこいほど絡んできましたが、ほうれん草のくどさは全くなく、スープにつけて食べてみると、ほろ苦さと甘さが両方口の中に広がり、最後まで食べることができます。
次にメイントッピングのチャーシューは、豚肩ロースの煮豚を使用していますが、こちらもとにかくデカくて、しかも厚さがあります。
一口頬張ると、口の中でホロホロと崩れて、溶けるような柔らかさで、味付けは醤油ベースのたれに浸かってやや濃いめですが、脂っぽさはほとんどなく、しつこさやくどさや塩辛さは全くなく絶妙な味付けで思わずライスの上に乗っけて食べてしまいました。
私が過去に訪問した家系ラーメン店の中では、【板橋家】さんのこのチャーシューが一番ライスのおかずナンバー1の記録を塗り替えるほど旨さと食べ応えがあります。
隣に座ってラーメンを食べていた。20代くらいの男性二人組のお客さんも「このチャーシューうめえな!!」と絶賛していました。
後半は味変にブラックペッパーを擦ってあたりゴマも投入。
さらにそこからおろしにんにくをほうれん草の上に投入していきます。
そこからにんにくにまみれたほうれん草と海苔をライスの上にのせて
巻いて食べると今まで食べた家系ラーメン店のものとはちょっと違うというか新感覚の旨さです。もちろん海苔も破けにくいしっかりしたもを提供しています。
味玉は味は染みていますが味付けはスープやチャーシューに比べるとおとなしめで、ちょっとほっとするような気分になります。
終盤は店員さんに頼んでおろし生姜を持ってきてもらい、投入してみます。
おろし生姜は、お店でおろしているものを提供しており、生姜の香りが丼から離れていてもたちこめて、スープに溶かして食べると前半の強烈な味からさっぱりした味に変わっていきます。
提供されたときは食べきれるか不安でしたが、何とか完食。「ごちそうさま」というより「やられた~~。」と言ってしまうほどの一杯でした。
感想&まとめ
今回、宇都宮で生まれて初めてしかも家系ラーメンを食べてみたんですけど、【板橋家】さんの家系ラーメンは首都圏の家系ラーメン店より規格外の圧倒的なボリュームで、正直舐めていたと思います。
ボリュームだけでなくお店で炊かれた豚骨メインのスープは武蔵家の流れを汲む言葉では言い表せない独特の香りと濃度、ベタッとした粘度がありながらも醤油ダレのエッジもちゃんとあって最後まで飽きずに食べることができましたね。
武蔵家の店によっては醤油のかえしがぼやけてしまい、途中に飽きてしまうことがあったりしましたが、【板橋家】さんの醤油のかえしは濃厚な豚骨スープに負けないほどびしっとエッジとキレがあって旨かったですね。
麺は家系ラーメン店の中ではトップクラスの極太で訪問する前は酒井製麺を使用しているのかなと思っていましたが、逆にあの二朗系の麺を彷彿させる極太とごわっとした麺のほうがあっていて、仮に酒井製麺の麺だったらあの濃度と粘度があるスープに負けてしまうんじゃないかと思います。
宇都宮で腹が減った時は、「餃子」というイメージが強いかと思いますが、こちら是非【板橋家】さんでがっつり食べてみるのもお勧めだと思います。
アクセス&営業時間
住所: 栃木県宇都宮市栄町1−16
アクセス:JR宇都宮線、日光線、東北新幹線「宇都宮駅」西口より徒歩17分、(バス利用の場合)宇都宮駅西口より「今里行」のバス乗車のあと「塙田十文字バス停」下車徒歩1分
営業時間:11時00分~14時00分、18時00分~21時00分 (臨時休業あり)
定休日:月曜日
URL:https://twitter.com/itabashiya?s=09
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