(画像は「TBS NEWS DIG」より出典)
皆様お疲れ様です。「かずろっく」です。
先日投稿した「飲食テロ」に関する記事の続きを投稿したいと思います。
今回の記事は連日の回転すしチェーン店で起きたバカッターらによる迷惑行為を超えた犯罪行為についてからお伝えしようと思います。
バカッターらに該当する犯罪
今回バカッターらが多くの回転寿司チェーン店で迷惑行為を超えた犯罪行為は
「器物損壊罪」と「偽計業務妨害罪」に該当します。これらの罪はどういったものなのか?刑法の条文とともに、ある弁護士YouTuberの解説動画を載せておきます。
刑法第261条 器物損壊罪
他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
(「電子政府窓口」より引用)
客席に設置してある複数の湯呑や、醤油ボトルを故意に舐めまわす行為は舐めた湯呑を店側が全部洗浄して、醤油ボトルは新しいものに差し替えなければならないので継続的に使用できなくなり器物損壊にあたります。
刑法233条 偽計業務妨害罪
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
(「電子政府窓口」より引用)
「湯呑ペロペロ」やレーンに乗られている寿司にワサビを大量に盛り付けたり、唾液をつけさらにそれをSNSで投稿する行為は、いつも回転寿司を利用している客からしてみれば、利用を控えようとする心理にならざるを得ず、また回転寿司など生ものを扱う業態は、特に衛生的に注意を払っている業態に対して、著しく衛生面を汚して業務を負担させているため。「偽計業務妨害罪」に該当します。
私自身法律家ではないので、ある弁護士YouTuberの解説を参考にしてみていただけると幸いです。
法律家の見解
NHK党所属「ガーシー」参議院議員の担当弁護士であるアトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士がこのように解説しております。
「器物損壊罪」や「偽計業務妨害罪」は いずれも懲役3年以下、罰金が30あるいは50万円以下の罪で決して重い罪ではありませんが、それ以上に今回バカッターらがしでかした行為は、飲食チェーン店側に対し億を超える多額の慰謝料を払わなければならないことは言うまでもありません。
店舗側の対策
今回バカッターらが行った迷惑行為および犯罪行為によって「スシロー」をはじめとする回転寿司業界は以下のような対策をせざるを得なくなりました。
お手数ではございますが、タッチパネルより商品をお選びいただきご注文ください。
なお、一部の店舗では、ご注文いただいた商品はお席まで届く専用レーンでお届けしております。2.テーブルに置いてある食器や調味料の交換をご希望のお客さまは、ホールスタッフにお申し付けいただければ、直接お席までお持ちします。3.誤ってレーン上の商品に触れてしまうなどの機会を減らすために、お客さまのお席とレーンの間に透明なアクリル板を順次全国の店舗に設置して参ります。
我々消費者ができること!
私たち多くの人が飲食店を利用する場合、バカッターらのような行為はまず間違えてもすることはありませんが、まず我々が被害を受けた回転寿司店に対し出来ることは2つあるかと思います。
1.少しでも多く利用する!
まず我々が出来ることの一つとして当たり前の話かもしれませんが、
🍣回転寿司店で食事をする🍣
ことだと思います。
すでにTwitterの投稿で多く#ハッシュタグで
#回転寿司を救いたい!
と相当数の投稿があります。私も近日中に近隣の回転すしチェーン店のレビュー記事を投稿しようと思います。
2.バカッターを現行犯で私人逮捕する!
これは私個人的な意見であり難易度が高いことだと思いますが、回転寿司をはじめ多くの飲食店業界は人件費削減のため、1店舗に配置している従業員を適正より少ない人数で営業されているところが多いです。
それでも来店客の対応に少ない人員で目と気を配って対応しており、バカッターの報道によって細心の注意を払って営業されると思いますが、店側だけではどうしても限界があるかと思います。
一部の店舗ではAIカメラを設置して対応する所もありますが、AIカメラは通常の防犯カメラより高額なこともあり、すぐに設置できるものではありません。
ですので無理のない範囲で自分たちが座っている席の近くで「こいつら怪しい何かしでかすかも…」と感じたときは警戒しつつ、スマホのカメラで気づかれないように撮影し、今回のような迷惑行為に及んだときは現行犯で私人逮捕するようなことも考えなければならないかと思います。
今後の私の活動
先ほど申し上げた回転寿司店で食事をしたレビュー記事を投稿する以外にこれらバカッターらによる一連の迷惑行為にについて完全無料で電子書籍を出版する予定であります。
出版時期はおそらく3月になるかと思いますが、その時は再度とうブログで報告いたします。
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