昭和末期創業の「竹岡式ラーメン」【ラーメン天一】の「チャーシューメン」と「半チャーハン」市原市ラーメン

4.5
ご当地

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どうもみなさまこんにちは「かずろっく」です。

今回は千葉県市原市JR内房線「姉ヶ崎駅」東口より歩いて数分のところにある

【ラーメン天一】さんに初訪問・実食してきました。

【ラーメン天一】さんは昭和末期(昭和60~63年ころ)に創業された老舗店で

「竹岡式ラーメン」という千葉のご当地ラーメンを提供されていて、創業から現在まで昼になると行列の絶えることのない名店でYouTube動画で多く投稿されていますね。

私も【ラーメン天一】さんの動画を見て超旨そうだと思い姉ヶ崎まで電車で足を運ぶことにしました。

メニュー&卓上調味料

(価格は2025年5月時点のもの)

訪問した時は平日の11時50分頃。SNSの画像や動画では外待ちの客が少なくても常に10人以上並んでいる人気店で、私も外待ち覚悟でお店に訪問しましたが当日は外待ちはいなくすんなり店内に入ることに成功しました。

しかし店内はテーブル席と座敷席は満席で、店内に入った途端「お客様お一人様ですか?」と女性店員さんから声を掛けられ、私は人差し指で一人であることをアピールしてたまたまカウンターが1席のみ空いていたのでそちらに案内されました。

オーダーは注文制で、カウンター席と厨房の間の仕切りの壁を見てメニューを選ぼうとするとなんと画像のようにラーメンデフォでも「700円」という低価格。

(天井の壁には学生限定の「天盛りラーメン920円」も提供している。)

東京都内でも「竹岡式ラーメン」を提供している店は数店ありますが、ここらは土地の価格が安価なこともあり非常に良心的な価格であることはありがたいです。チャーシューメンでも

「900円」という値段ですから今のご時世ではびっくりするほどの価格です。

卓上調味料は、カウンター席が狭く隣に年配の男性客が麺をすすっていたため全体を撮ることはできませんでしたが、ブラックペッパー、醤油、お酢、ラー油、一味唐辛子、おろしにんにくが完備されています。

そして、店内をあわただしく動き回っている中年の女性店員さんに声をかけ「チャーシューメン並」とSNS動画でも「半チャーハン」がやたら旨そうに映えていたので「半チャーハン」を注文しました。

伝統的な調理方法

 

(画像はラーメンWalkerより引用。)

ラーメンの着丼の前に「竹岡式ラーメン」の調理方法について軽くではありますが解説させていただきます。

「竹岡式ラーメン」は、千葉県富津市竹岡にある「梅乃家」と「鈴屋」が起源とされており、スープは豚骨や鶏ガラでは出汁を取っておらず、濃口醬油をベースとした甘辛く味付けしたチャーシュダレを麺の茹で湯を丼に割ったものであります。

麺は「乾麺」を使用している店が多数ありますがここ【ラーメン天一】さんでは、製麺所から中細ちぢれ麺の「生麺」を卸してもらって使用しているということです。

なので「竹岡式ラーメン」の店は、他のラーメン専門店でよく見聞きする茹でた麺を平ざるやテボで「チャッチャッ」という麺を湯切りしている音や光景を目にすることはありません。

「チャーシューメン並」900円

そうこうしているうちに、店主さん自ら「チャーシューメンお待たせしました!」と額に汗を掻きながら持ってきてくれました。

醤油の濃い色をしたスープと丼に敷き詰められたバラチャーシュー、丼に散りばめられた刻み玉ネギがなんか知りませんが食欲をそそられてしまいます。

まず最初にスープから飲むと、何と驚くことにチャーシューのタレに茹でた麺の茹で湯を割っただけのものとは感じないくらい単調さはなく、やや甘口の濃口醬油の風味の後にチャーシューの豚肉から出る脂や肉汁、エキスを感じることができ、スープと一緒に入ってくる刻み玉ねぎのシャリシャリした食感と甘みが混ざり合って物足りなさは全く感じません。

ただ「竹岡式ラーメン」の特有ではありますが、スープに深みや奥行きは感じませんが、飲み飽きることなく思わず2杯3杯とレンゲですくって飲んでしまいます。

麺は前述でお伝えした中細ちぢれタイプの生麺を使用しており。すすって噛むごとに加水率がやや低めなのかぱつっとした食感で小麦の風味もしっかり感じるものとなっております。

メイントッピングの豚バラチャーシューは、一口噛むと甘辛く味付けされて他店のものよりやや濃いめに味付けされていますが、しつこさやくどさ、脂っぽさはなく、口の中でホロホロ崩れるような食感で、白飯の上に乗せて食べてもよさそうな味付けとなっています。

細切りのメンマはスープとチャーシューの味が濃い反面、薄目の仕上がりとなっており、このメンマの存在がいいアクセントとなっており、ラーメンの味が単調にならず箸休め的な存在となっており、味のバランスを保っているような感じがします。

「半チャーハン」420円

ラーメンを食べ進んでいると注文した「半チャーハン」がきゅうりの浅漬けと一緒に到着しました。具は卵と細かくほぐしたチャーシュー、ネギといったシンプルな構成です。

出来立てのチャーハンを一口頬張ると、パラパラした食感で、画像では細かくてわかりづらいかと思いますが、ご飯一粒一粒に卵とほぐしたチャーシューがコーティングされていて、チャーシューの塩分だけで味付けをされていております。

食感として非常に面白いですが、味はやや濃いめ。

「半チャーハン」と一緒についてくるきゅうりの浅漬けが、非常に小さくなんかかわいらしく見えますがチャーハンの合間に食べるとすごいやさしい塩加減で、旨いというかちょっと癒された気がします。

私個人的にはラーメンも「半チャーハン」も味付けはやや濃いめですが、途中で食べ飽きることなくあっという間に完食。ごちそうさまでした。

感想&まとめ

今回初めて【ラーメン天一】さんに初訪問してきてなおかつ「竹岡式ラーメン」自体もう十数年ぶりにお店で食べてきましたが、「旨かった」というよりかは気づいたら食べ進んで完食してしまったという印象ですね。

味自体は濃口醤油ベースの甘辛さでやや濃いめですが、くどさは全くなかったですね。

ちなみに私がラーメンを食べ終えようとするところ、後から私の右隣の席に見た目30前後の男性客が着席してきて、私よりも「チャーシューメンの大盛」と並量のチャーハンをがっつり注文していました。まあすごい食欲だなと少しびっくり・・・。

それはさておき「ワンタンメン」の存在も気になったので、次回は竹岡式ラーメンには珍しい「ワンタンメン」を注文して食べようかなと思います。

アクセス&営業時間

住所:千葉県市原市姉崎東1丁目4−9
アクセス:(電車利用の場合)JR内房線「姉ヶ崎駅」東口より徒歩6分、(車利用の場合)館山自動車道「市原I.C」出口より県道13号を通って約12分(駐車場3台分完備)
営業時間:10時30分~15時00分、16時00分~20時00分
定休日:火曜日、水曜日
URL:https://www.ramentenichi.jp/

 

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