“市川の最古参家系ラーメン”【麺家市政(旧店名:市政家)】の「特盛ラーメン」と「キャベチャ」市川駅家系ラーメン 「六角家系譜家系ラーメン」

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横浜家系

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どうもみなさん、9月下旬を迎えてようやく夜は涼しくなりましたね。「かずろっく」です。

今回は前回の【だし麺屋うみのいろどり】に続き「市川駅ラーメンシリーズ第二弾」ということで、市川駅南口にある【麺家市政(旧店名:市政家)】さんに初訪問・実食してきました。

こちら【麺家市政】さんは千葉県内の老舗家系ラーメンである【末広家】さん、【千葉家】さん、木更津にある【林家】さんに並ぶ最古参の家系ラーメン店でして、創業も同じく1999年と歴史のある店であります。

私は千葉県の数々の家系ラーメン店を食べてきて、【麺家市政】さんの存在も気にしつつも10数年食べに行けてなくて、千葉の家系ラーメンを語る上では決して外すことができないお店の一つとして満を持して、平日休みを利用してようやくの初訪問です。

店頭

【麺家市政】さんは創業当時は店名を【市政家】として開業して、家系御三家の一つ【六角家系譜】の流れを汲む店として知られています。

お店のメニューは主力のラーメン以外につけ麺、餃子も用意されていて、テイクアウトも対応しているとのことです。

券売機

券売機のメニューはこのようなラインナップ。本牧家・六角家系譜の店でよく見かけるメニュー構成となっています。

訪問したのは平日の午後1時30分を回ったところで、店内は店主さんの女将さんと思われる方一人で営業されていて、先客には過去にお店で勤務していた若い女性二人組が入っていて、店内は木目を基調とした作りであるからか、照明が薄暗いです。

店内はカウンター席が15席ほど。

私は「ちゃーしゅーめん並1150円」のボタンと六角家系譜の店でお馴染みのトッピング「キャベチャ150円」のボタンを選択して食券を購入。

食券を厨房にいた女将さんに渡しましたが、急遽私は腹が減っていたせいもあり(※本当の理由は違っていて記事の終わりにお伝えします。)思わず「ちゃーしゅーめん」から「特盛らーめん」に変更してもらい、特盛らーめんも同価格なので変更してもらいました。お好みは全部普通で…。

さらにランチタイム限定で半ライスが無料でつけられるということなので遠慮なく半ライスも注文。

卓上調味料

卓上調味料はブラックペッパー、すりごま、おろしにんにく、豆板醤、お酢、といった家系ラーメン店標準的なラインナップ。おろし生姜は、女将さんに言えば別で用意してくれるのことでした。

キャベチャ

ラーメンの到着の前に来たのが「キャベチャ150円」。結構大き目の器に盛られていてボリュームがあります。

角切りのチャーシューも申し分ない量で盛られていて、まずキャベツとチャーシューを一緒に食べると、すでにした味はついていてキャベツは程よい固さとシャキシャキした食感で、噛むとキャベツの甘みも感じてチャーシューもゴロゴロして非常に食べ応えがあります。

夜で酒のあてにも行けそうな気がして、これだけで十分なつまみになります。

「特盛らーめん1150円」と無料半ライス

そして「キャベチャ」の到着から待つこと5分ほど、女将さんが手慣れた手つきで麺ゆでからスープ、盛り付けまでしてカウンター越しにこちら「特盛らーめん」が着丼しました。

丼の大きさは吉村家直系、本牧家・六角家系譜の店でいう大盛りの丼で運んできて、非常に重量とボリュームがあります。家系ラーメン店で大盛サイズのラーメンを食べるのは約10年ぶりで食べきれるのかなと心配になってしまいます。

まずはスープから一口。

スープの濃度はどろっとしていなく、さらっとして醤油のエッジやパンチを抑えられ、じんわり豚骨の出汁を感じるバランスの取れたクラシカルなスープで非常に飲みやすいです。

続いて麺をすすってみると、麺は丸みの帯びた中太ストレート麺で酒井製麺をはじめとした家系ラーメン店で使用しているものより麺の長さはやや長めです。

使用している麺は、地元市川の「早川製麺」の麺を使用していて、通常の家系ラーメン店の麺より舌触りはつるつるした印象です。

トッピングのほうれん草は、色が緑色で程よい柔らかさで茹でられており、苦味は全く感じず若干甘みがあります。

途中で「キャベチャ」をラーメンのスープに浸して口にすると、そのまま食べるよりスープに浸すことによってより甘みが引きだちます。

海苔は非常に厚みがあって途中で破けにくいもの使用しており、スープに海苔を全体的に浸してから…

半ライスに巻いて食べると、吉村家直系店や王道家グループと一味違った旨さがあります。今回はシンプルにスープに浸った海苔とライスだけ巻いて食べましたが、味自体も決して濃くないですが、海苔本来の磯の風味があって物足りないかと思いましたが、十分に堪能できます。

メイントッピングのチャーシューは豚肩ロースの煮豚を使用。チャーシューの厚みがそれなりに合って、口の中に頬張ると、肉質はしっかりしながらジューシーな仕上がりになっています。

味変でおろしにんにくと豆板醬を投入。今回は麺量が特盛なので、にんにくはスプーンで2杯いれてみました。

にんにくと豆板醤を入れると、思ったより塩辛くなることなく、豚骨の旨味を一層引き立てながら、パンチも加わっていきます。

残りのキャベチャも丼に全部投入。キャベチャについているたれも一緒に合わさってしまいましたが、スープの味を変に邪魔することなく食べることができます。

最後は女将さんに頼んでおろし生姜を持ってきてもらい投入。おろし生姜を入れることによって爽快感がまして最後まで完食。ごちそうさまでした。

特盛を食べたんですがスープがさらっとしていて、ヘビーな感じは全くなかったので気が付いたら完食することができました。

感想&まとめ

今回やっと満を持してようやく千葉県の最古参の家系ラーメン店【麺家市政】さんに行ってきたんですけど、最近主流になっている、王道家グループの醤油のエッジが効いたものや、豚骨の濃厚さをドロッと出した武蔵家・武道家系譜みたいなぶっ飛んだものとは違う、クラシカルでスープを飲むとほっとするような1杯をいただくことができてよかったと思います。

ところで前述に食券を購入するときに「ちゃーしゅーめん」から「特盛らーめん」に変更した理由なんですけど、私は家系ラーメン店訪問の際、トッピングの種類が多く入っている「特製らーめん」と勘違いしてしまいました。

もう私も年なので麺量の大盛はつけ麺で時々食べるくらいで家系ラーメン店で並盛しか食べない私にとって着丼した時はちょっと後悔しました。しかし六角家系譜のラーメンはスープの濃度がさらっとしていたので何とか食べられたのですが、頼み時はちゃんと注意して頼まないと思う私でした。

アクセス&営業時間

住所: 千葉県市川市市川南1丁目3−1
アクセス:JR中央総武線各駅停車、総武横須賀線快速「市川駅」南口より徒歩5分
営業時間:11時30分~14時00分、18時00分~21時00分
定休日:水曜日
URL:http://ichimasa.myoden.jp/

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