皆様お疲れ様です。「かずろっく」です。
今年2025年最初に私がすする家系ラーメンはJR線「国分寺駅」北口をでてすぐのところにある、武道家系譜の店【武道家 口(くにがまえ)】さんに初訪問してきました。
先週のことでありますが、国分寺と府中に用事があったのでその用事の前に以前「SUSURU.TV」でお店の紹介があったので、ちょちょこ気になっていたので、ど濃厚な家系ラーメンでお馴染みの「武道家系譜」であるお店に初訪問してきました。
私自身「武道家系譜」のお店で食べたのが確か今から2年半くらい前の夏に千葉県佐倉市にあって1年くらい前に泥棒に入られて券売機ごと盗まれたことで話題になった【武道家 心(しん)】さん以来かと思います。
(【武道家 心】の「心 ラーメン並」※2022年当時)
【武道家 心】さんで食べたラーメンも確かスープに骨粉がまとわりつくほどのど濃厚な一杯だったことが記憶に残りますが、はたして【口 くにがまえ】さんでは果たしてどのような濃厚な家系ラーメンを用意してくれるのか?気になるところであります。
店頭&券売機
訪問した時間は日曜の10時55分頃。お店の入り口は半分シャッターが下ろされていていたので、誰もいない入り口に待つのもあれかと思ったので、お店から数十メートル離れたところで待機していました。
そして11時ジャストになりシャッターが上がり営業中の木札が置かれた瞬間に入ることにしました。先客は筆頭の私以外に他男性2名。
開業から10年以上経過しているかと思われますが、開店直後に男性客を中心に次から次へとなだれ込むようにお客さんが入ってきました。
券売機は御覧の通り。券売機の左上の海苔5枚、チャーシュー2枚、味玉、ほうれん草増しの「特製ラーメン並1100円」が黄色く黒い文字が目につくので迷わずプッシュ。そして「無限ライス100円(おかわり自由)」と「九条ネギ150円」もプッシュ。
卓上調味料
卓上調味料はブラックペッパー、お酢、いりごま、おろしニンニク、豆板醤のラインナップ。
カウンターの壁には食べ方のイラストが各席貼られています。
無限ライス
ライスの器は店員さんから渡され、カウンター席の後ろにあるご飯ジャーと青かっぱがテーブルに置かれているので、各自セルフ方式で盛るシステムになっています。ちなみにお米は宮城県産の「ひとめぼれ」を使用。
私はライスを適量に盛り、「青かっぱ」を乗せ、カウンターに置かれている豆板醬といりごまをかけてラーメンの到着を待つことにしました。
店内は強面俳優の小澤征悦さん似の店主さんが寸胴に入っているスープを木の棒でかき混ぜ、さらに一回り小さい寸胴に沸騰したお湯に麺をほぐすように入れ、平ざるで麺をゆがきながら、野太い声で掛け声を出している姿が印象に残ります。
「特製ラーメン並」と「九条ネギ」追加
ライスをセルフで盛ってから約4分ほど、【武道家 口くにがまえ】さんの「特製ラーメン並九条ネギ追加」が着丼しました。
「何ですかこのボリュームは・・・」というくらいに九条ネギ盛られていて、その下のチャーシューと麺がほとんど見えないくらいの盛り付けです。
まずは「スープから一口」と言いたいところですが、九条ネギをよけてスープだけをれんげですくうことができません。
スープと九条ネギからいただくと、青々とした香りと辛みのある九条ネギの味が先に鼻から抜けるように来ると、とにかく「濃おおッ!!!」というくらいナノレベルに近い豚骨粉が混ざったドロッと×3した濃厚なスープがずしんと舌にきます。
今回お好みは「全部普通」にして醤油のエッジや風味は弱めですが、スープを飲んでいるより食べていると言ったほうがいいくらいの濃度です。
分かりやすく言うならば「天下一品」の有名な「こってりラーメン」よりドロドロして、他の「武道家系譜」の中でも一番濃厚かもしれません。
麺は家系ラーメンでお馴染みの「酒井製麺」製の中太平打ち麺。安定したモチッとした麺に超特濃なスープと大量の九条ネギがしつこいほど絡んですするよりかはがぶりと噛むように食べている感覚です。
チャーシューは低温調理された豚肩ロースで、九条ネギをよけてみると断面はピンク色していましたが、スープに浸すとスープと同じ色に温まって、ピンク色が消えるタイプです。噛むとしっとりとした食感で製法にかなりこだわっている印象があります。
海苔は厚みがあってパリパリしたものを使用。スープに浸しても途中でバラけず、ライスに挟んでも破けず非常にしっかりしたものを使用して、口の中に入れると舌触りがツルツルして海苔の磯の風味も口の中に広がります。
今回のラーメンは九条ネギがこれでもかというくらいの量なのでライスの上にネギを乗せてスープを数滴たらして食べてみました。いわゆる「ネギライス」ですね。
ほうれん草は茹で加減が柔らかめで、ほのかに甘みがあります。しかし今回は九条ネギのボリュームが半端なくて、ほうれん草の存在感が薄くてすいません。
味変でおろしニンニクをいれてパンチを効かせます。しかしニンニクの風味よりも今回は九条ネギの辛みと青々とした香りが勝っていてニンニクは入れなくてもよかったかもしれないと思いました。
茶色味のかかった味玉は中を割ると半熟タイプで、薄味ながら卵の黄身の甘みも感じられます。
最後の最後まで九条ネギが存在感を放って、いつも家系ラーメンは麺をすすって途中でスープをレンゲですくうルーティンを繰り返していましたが、スープがあまりにも濃厚なため序盤ですっくて飲むくらいで、後は麺と九条ネギ、その他のトッピングに絡んで絡んできたので麺を食べているだけなのにほとんどなスープがなくなって完食。ごちそうさま。腹一杯!!!
感想&まとめ
今回、【武道家 口(くにがまえ)】さんでラーメンを食べたんですけど、「美味かった」という以上に遥かに「超濃厚」といった感想が強い一杯でした。
私は今まで延べ資本系店を含めて100軒以上の家系ラーメンを食べてきたんですけど、一番というくらい濃厚でしたね。
お好みは「全部普通」にしたんですけど、濃厚なスープの半面醤油のエッジがあまり感じられなかったのであ好みで味を濃い目にすればもっと食べ応えがあるかなと個人的に思いました。
でも麺量を並にしたんですが、ドロッとした濃厚タイプのラーメンを久々に食べたせいで、私も年なのか胃もたれが胃薬飲んでも翌朝まで続いたので、胃もたれが治まるまで何も食べることができなかったです。その分その他の食費が少し浮いたことを考えればいいかなと思った次第です。
アクセス&営業時間
住所: 東京都国分寺市本町2丁目2−9 第99東京ビル1F
アクセス:JR中央線、西武多摩湖線「国分寺」駅北口より徒歩2分
営業時間:11時00分~2時30分(土日限定で朝営業している場合もあり)
定休日:無休U(年末年始は除く)
URL:https://twitter.com/budoukakunichan?s=21
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